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日本语
マルコ=ポーロの「東方見聞録」に見える地名。中国の東方一五〇〇海里にある黄金の島とあるところから日本をさすと考えられる。ジャパン・ジャポンなどはこの語が転訛したもの。かつてマルコ?ポーロの『東方見聞録』によって「黄金の国ジパング」と呼ばれた日本は、ヨーロッパ人がアメリカ大陸に「到達」し、おびただしい金銀を「発見」「略奪」するまでは、世界有数の金銀産出国でした。しかし、それは大昔のこと。「金を湯水のように使う」というような表現があるくらいですから、日本には「水」はふんだんにあるのでしょうか。世界の平均年間降水量は973mmに対して日本は1728mm、アメリカが760mm、中国が660mm、フランスが750mm、サウジアラビアが100mmです。一方日本より降水量の多い国では2620mmのインドネシア、2010mmのニュージーランドなどがあります。しかし、人口一人当りの降水量に換算しますと、実は上のどの国よりも日本は少ないのです。(サウジアラビアのなんと三分の一!)
石油、石炭、天然ガス、ウランなど電力を産み出す天然資源は、日本国内ではほとんど産出しません。ある程度は採掘できる石炭も採算コストがあわず、ほとんどの鉱山は閉山されてしまいました。また、鉄鉱石、銅、鉛、亜鉛、ボーキサイト、すずなどの鉱物資源も、日本の産出量はきわめて少ない。ほとんどすべてを海外からの輸入に頼っているのが現状です。もう四半世紀も前のことになりますが、第四次中東戦争に端を発したアラブ諸国の石油輸出禁止によってひきおこされた第1次石油ショックは、高度成長と経済大国の繁栄に酔う日本人を狂乱物価とマイナス成長のどん底につきおとしました。日本はその後、多大の犠牲を払って経済構造の再編を進め、省エネルギー技術や輸入先の分散もはかって、危機を乗り越えたわけですが、ほとんどすべての資源を輸入に依存しているという現実には何の変わりもありません。
もっとも、韓国?台湾?香港?シンガポールといったアジアの新興工業国が、まったく日本と同様の無資源国でありながらめざましい経済成長に成功したという事実は、豊かな資源に恵まれていたソ連が無残に崩壊したという事実と併せ、資源の有無が必ずしも経済や社会にプラスマイナスに直結するわけではないことを示唆しています。
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