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第139回
新選組誕生
~幕末に青春をかけた男たち~ |
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松平定知 アナウンサー |
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番組概要
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その時:文久3年(1863)8月18日 |
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出来事:近藤勇たちの集団に「新選組」という名が与えられる。新選組誕生の時 |
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江戸時代の末、京都に現れた新選組。「誠」の一文字を旗に染め抜き、幕末の大動乱を駆け抜けた若者たちだ。局長、近藤勇や副長、土方歳三らはなぜ、どのようにして京都へやってきたのか。その裏には一人の若者の策謀が秘められていた。その若者の名は、清河八郎。古い幕府の体制にゆきづまりを感じた清河は、このままでは外国に侵略されかねないと危機感を抱き、「回天」、すなわち世の中をひっくり返して新しい日本を作るという野望を抱く。幕府を倒し、朝廷を中心とする体制を作ろうという清河の奇策とは、幕府を説いて浪士の集団を結成し、その浪士たちを幕府を倒すために使うという手品のような計略だった。しかし、近藤たちはその計略に賛成しなかった。よるべき柱は朝廷と説く清河と、尽くすべき相手は幕府と答える近藤。両者の対立は、やがて幕末の大動乱の原動力となっていく。番組では、清河八郎と近藤勇、二人の対立を軸に、新選組誕生の裏に秘められたドラマを描く。 |
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番組の内容について
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新選組の文字は、「撰」か「選」か
この文字については幕末当時の文書でも混在しており、どちらが正式とも判断できないと考える のが研究者の間でも一般的になっています。今回の番組では、教科書や、最近の出版物のほとんどが採用している「選」の方を使用しました。ただし、引用している資料名については、資料名としての表記を尊重し、「撰」としている資料もあります。
使用した資料について
新選組については、講談や伝説などが数多く存在しますが、今回の番組では、当事者自身の手に よる書簡「清河八郎遺稿集」、や「近藤勇書簡」、および新選組の生き残り隊士、永倉新八の資料 である「浪士文久報国記事」、「海舟日記」、およびその談話集「新撰組顛末記」を重視して構成しました。及び当時生きていた関係者の証言を集めた記録「聞き書き新選組」等を、その補助として使用しました。
番組内で使用した映画
「新選組」東映ビデオ
松平アナが訪れていた京都の史跡
八木邸
現在は「鶴屋」というお菓子屋さんになっています。
邸内は見学可能です。
見学時間:9:30~16:30
定休日:不定休
阪急・京福四条大宮駅 徒歩10分 JR京都駅から車で30分程度。
近藤勇と同じ道場にいた永倉新八の手記、「浪士文久報国記事」
「各各議論国事を憂る」
稽古が終わると、日々国の行く末を憂い、議論しあっていた。
清河八郎の日記
清河八郎記念館蔵(下記参照のこと)
「人生あに碌々として市塵に滅びんや。時いたらば即ち笈を東都において大名を天下にとどろかさん。
清河が語った言葉
「一挙にして天子を奉り錦旗を奉じ、天下に号令すれば即ち回天の大業を樹てん」
清河が妻を思って遺した漢詩
我に巾櫛の妾あり。
姿態心とともにうつくし。
廉直にして至誠をみる。
ああ、今すでに座する所。
再会はかるべからず。
必ず糟糠の節を記し
我が成す所あるをまて。
(潜中紀事「清河八郎遺稿集所収」)
清河の言葉
「近日中、義旗を相翻し回天の一番乗り仕るべく心底にござ候」
清河八郎書簡より・清河が妻の埋葬を頼んだ言葉
「朝夕の回向御たむけ、子供とひとしく御思し召し下されたく、くれことにも願い上申し候。」
清河八郎書簡より
浪士隊募集の言葉
「尽忠報国の志を元とし、公正無二、身体強健、気力荘厳のもの、貴賤老少にかかわらず、御召寄せに相成り候」
宿に着いたときの近藤の言葉
「芹沢先生、お宿のもれたる段ひらにお詫びもうす。すぐさましかるべきところにご案内もうすによってかがり火だけはお取り消しねがいたい」
永倉新八「新撰組顛末記」より
近藤たちが清河に反対して述べた言葉
「われらが京にやって来たのは都の治安を守り、将軍の警護をするためであったはず。しいて関東へ戻るというなら、われら同士十三名は京に残り申す」
永倉新八「新撰組顛末記」より
新選組の様子記した会津藩の記録
「将軍の往還したまえる、必ずその路次を警戒す。浪士時に一様の羽織を製し、長刀地に曳き形貌甚だうるわしく。列をなして行く。」
新選組の様子記した京都の記録
「一同大いに悦び、存分に働きいたし、真先かけて討ち死につかまつるべしとして、勇みおりしよし。」
近藤が書いたと言われる雨戸の文字
公開はしていません。
「会津 新選組 隊長 近藤勇 勤勉 努力 活動 発展」
近藤勇については局長と呼ぶのが一般的ですが、隊長と記した記録もあります。
清河八郎の顕彰碑、銅像のあるところ
清河八郎記念館
開館時間
9:00~17:00
休館日
月曜日 祝日の場合は次の日
冬季12月~2月
交通:
JR陸羽西線清川駅下車 徒歩10分
慰霊碑の内容
「慷慨国を憂い、身人手に死す。千秋万古、この人朽ちず」
山形県立川町にある清河の墓
歓喜寺
妻、蓮の墓
清河八郎記念館の近くです。
< 参考>
土方歳三資料館
交通:京王線高幡不動駅下車。
徒歩2分の多摩都市モノレール高幡不動駅から上北台方面2分「万願寺駅」下車。徒歩3分。駐車場なし。
開館:毎月第3日曜日
13:00~16:00
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