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第151回
秀吉に天下を取らせた男
~黒田官兵衛
戦国最強のナンバー2~ |
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松平定知 アナウンサー |
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番組概要
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その時:天正18(1590)年7月5日 |
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出来事:黒田官兵衛が小田原城の北条氏を降伏させ、豊臣秀吉の天下統一を確実なものとする |
織田信長が褒め称え、豊臣秀吉が頼りにし、徳川家康が恐れた戦国最強の軍師?黒田官兵衛。
官兵衛は秀吉の軍師として、秀吉が苦境におちいるたびに、的確な助言と戦術を与え続ける。高松城水攻め、中国大返し、天王山の戦い、賤ヶ岳の戦い、九州平定…。秀吉が天下統一へと進んでいくそのかたわらには、常に官兵衛の姿があった。
しかし秀吉は、官兵衛の才能に惚れ込むと同時に、やがて自分の地位を脅かすのではないかと恐れ、官兵衛につらくあたるようになる。ところが官兵衛の関心は、秀吉や他の武将のように天下を取ることにはなかった。自らの戦術の才覚を発揮できる場でベストを尽くし、乱世にその名を刻むこと。官兵衛は、秀吉が自分を疎むのに気づくと、さっさと引退してしまい、茶の湯や句会といった趣味の世界に生きようとする。しかし秀吉が天下統一の最終局面
を決める小田原攻めで、またも苦境におちいった秀吉が最後に頼ったのは、やはり官兵衛だった。官兵衛は単身、小田原城へ乗り込んでいく―。
誰もがナンバー1を目指して悪戦苦闘した時代に、「自分は自分」とオンリーワンの生き方を目指した、史上最強のナンバー2?黒田官兵衛の颯爽とした生き方を描く。 |
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番組の内容について
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登場人物の言葉
官兵衛の辞世の歌:(『黒田家譜』より)
「おもひおく 言の葉なくて つひに行く 道はまよはじ なるにまかせて」
(訳)
この世に思い残すことは、もう何もない。今は迷うことなく心静かに旅立つだけだ。
信長が官兵衛を評した言葉(織田信長感状より)
『???及一戦即追崩、数多討取旨、尤以神妙候。』
(一戦に及びすなわち敵を追い崩し、数多を討ち取った旨、以て神妙に候。)
(訳)
決戦を行ってすぐさま敵を追い崩し、数多くの相手を討ち取ったこと、殊勝である。
秀吉が官兵衛を評した言葉:(『黒田家譜』より)
『官兵衛の謀は凡人の及ぶ所にあらず』
(訳)
官兵衛の計略は、凡人の及ぶところではない。
家康が官兵衛を評した言葉(名将言行録より)
『いまの世に生きながら、古の道を行っているのは如水ただ一人である。』
(訳)
下克上の戦国の世にあって、清廉潔白な武士の生き方を通しているのは如水ただ一人である。
官兵衛の言葉:(『黒田家譜』?官兵衛の墓碑より)
「我不媚人、不望富貴」
(我人に媚びず、富貴を望まず。)
(訳)
私は人に媚びを売らず、富や権力を求めない。
番組内で使われた資料などの所蔵先一覧
黒田官兵衛 肖像:崇福寺
織田信長 肖像:長興時
豊臣秀吉 肖像:逸翁美術館
徳川家康 肖像:大阪城天守閣
毛利輝元 肖像:毛利博物館
北条氏政 肖像:早雲寺
『小田原陣仕寄陣取図』:山口県文書館
『黒田家譜 貞享本写本』:大阪府立中之島図書館
『備中国高松水攻之図』:岡山県立総合文化センター
千利休 肖像:表千家不審庵
太刀 名物『日光一文字』 葡萄文蒔絵刀箱付 一振:福岡市博物館
刀 名物『圧切長谷部』 金霰鮫青漆打刀拵付 一振:福岡市博物館
千利休直筆書状:福岡市博物館
黒田家文書 黒田家連署起請文:福岡市博物館
黒田家文書 小河俊也他十一名連署血判起請文:福岡市博物館
参考文献
『黒田家譜』(歴史図書社) 貝原益軒編
『名将言行録』(教育新書)岡谷繁実原著
『武功夜話』(新人物往来社)吉田蒼生雄訳
『川角太閤記』(勉誠社)志村有弘著
『黒田如水伝』(博文堂)金子堅太郎著
『播磨戦国史 群雄達の興亡』(神戸新聞総合出版センター) 熱田公監修
『関八州古戦録』(ニュートンプレス)霜川遠志訳
『完訳フロイス日本史③安土城と本能寺の変』(中公文庫)松田毅一?川崎桃太訳
『実録 竹中半兵衛と黒田官兵衛』(村田書店)本山一城
『播磨鏡』平野庸修著 歴史図書社
『歴史群像シリーズ#三十八 黒田如水』(学研)
『播磨灘物語』司馬遼太郎著 講談社
『黒田如水』福本日南著 東亜堂書房
『黒田如水のすべて』安藤英男著 新人物往来社
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