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第190回
武田信玄 地を拓き水を治める
~戦国時代制覇への夢~ |
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松平定知 アナウンサー |
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番組概要
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その時:元亀3(1572)年10月3日 |
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出来事:武田信玄、京へ上るため大軍を率いて甲斐を出発する |
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関東の一小国をわずか30年で戦国屈指の強国に育て上げた武将・武田信玄。あの信長や家康をも恐れさせたというその強さの秘密は、信玄が若き日に情熱を傾けた国造りにあった。番組では信玄堤や黒川金山など山梨県に今も残る信玄ゆかりの遺跡を紹介し、日本の地方行政に大きな影響を及ぼした信玄の国造り戦略の秘密に迫る。 |
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番組の内容について
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年齢表記・日付表記の基準は?
年齢は数え年で換算しています。また、日付は旧暦に基づいております。
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「信玄堤」の建築について
信玄堤が正確にいつ建設が始まり、いつ完成したか、という問題に関しては、文書資料がほとんどないこともあり、専門家の間でも現在なお意見の分かれるところです。信玄の時代以前にすでに堤防の大部分が完成していたのではないか、という説もあり、信玄の功績として疑問視する意見もあります。しかし今回の取材では信玄の家臣・駒井高白斎の記した『甲陽日記』に堤防補修の記述があること、考古学的調査による大まかな年代の特定から、少なくとも信玄の時代に大規模な工事が行われたことは確実と考え、信玄がそれまで行われることのなかった甲府盆地の大規模堤防工事を一括して行ったという点を信玄の功績として紹介してあります。
●信玄の金山開発について
信玄時代の金山についても、たとえば産出量がどれくらいあったか、あるいは正確にいつ開発が始まったかといった事柄については、文書資料がきわめて少なく不明な点が多いのは信玄堤と同じです。
しかし信玄の時代に甲州金の鋳造が活発になったこと、黒川・湯之奥両金山遺跡の発掘品の年代特定などから、信玄の時代にもっとも開発が盛んであったと考え、信州大学・笹本正治教授、湯之奥金山博物館館長・谷口一夫氏など専門家にもお話しを伺った上で、金山開発に関しても信玄の功績として紹介することにいたしました。
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「万民の愁いを救わん」という言葉について
番組内で紹介する、荒廃した甲斐を救うべく信玄が語る言葉「万民の愁いを救わん」は、塩山市の向嶽寺に所蔵されている『塩山向嶽禅庵小年代記』から引用いたしました。
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『甲陽軍鑑』について
江戸時代に書かれた武田家の軍学書。信玄の没後50年ほどたった元和年間(1615~24)の成立とされ、武田信玄の一代記を始め、信玄が発布した法律「甲州法度之次第」全文などが収録されています。今回の信玄の生涯の事績に関しては、その多くを『甲陽軍鑑』によりました。
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『甲陽日記』について
信玄の家臣・駒井高白斎が書いたとされる日記で、同時代の証言として貴重。実物は国立公文書館内閣 文庫にある。『山梨県史・資料編6』(山梨日日新聞社・刊)に全文が掲載されています。
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「甲斐市」という地名はあるのか?
番組の中で紹介した「甲斐市竜王」という土地は、8月31日までは「竜王町」という町でしたが、9月1日をもって隣接の敷島町・双葉町と合併し、「甲斐市」と名前を変えたため、番組内の地名表記もこれに従いました。
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「石積み出し」の場所
南アルプス市の御勅使川上流沿い、白根西橋という橋のそばにあります。JR甲府駅から車で40分ほどの距離です。
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「高岩」の場所
甲斐市竜王にあります。ただし、川に面しており草に覆われた部分も多いので、岩自体を見るには釜無川対岸の南アルプス市上高砂のあたりの川原まで出る必要があります。
JR甲府駅から車で25分ほどの距離です。
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「聖牛」の場所
甲斐市竜王町の信玄堤公園にあります。JR甲府駅から車で25分ほどの距離です。
◆甲州金について
番組内で紹介した甲州金の実物が見られる場所は現在山梨県内に2か所あります。
信玄公宝物館
(塩山市小屋敷2280恵林寺内)
0553-33-4560
湯之奥金山博物館(山梨県西八代郡下部町上之平1787番地先)
0556-36-0015
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黒川金山について
塩山市の鶏冠山中腹にあります。行き方に関しましては塩山市教育委員会にお問い合わせ下さい。
0553-32-1411
なお、番組内で里匠アナウンサーが入った坑道は今回特別に許可を得たもので、普段は塞がれており入ることは出来ません。
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金山からの出土品について
番組で紹介した黒川金山からの出土品は信玄公宝物館所蔵のものですが、現在一般公開しておりません。下部町の湯之奥金山博物館で同様の金山からの出土品を展示しておりますので、ご覧になりたい方はそちらでお願いいたします。
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信玄の決意の言葉、および遺言について
番組で紹介した信玄の京へ上る決意表明「自らが存命のうちに京に旗を立て、仏法・王法・神道を中心に据えて云々~」という言葉と信玄の遺言は、『甲陽軍鑑』の信玄の言葉から引用いたしました。
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アフガニスタンで使われている聖牛をモデルにした三角形のブロックについて
アフガニスタンの用水路工事で使われている三角形のブロックは、現地で医師をしながらアフガン支援を行っている中村哲さんという方が、独学で治水事業を学ぶ過程で書物で「聖牛」のことを知り現代に応用したものです。
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