その時歴史が動いた第76回 前田利家の妻・まつの決断 ~加賀百万石息子への教え~日本NHK纪录片~日本NHK纪录片 

 

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その時歴史が動いた  DVD

第76回
前田利家の妻・まつの決断 ~加賀百万石・息子への教え~  

松平定知 アナウンサー
番組概要
その時:慶長5(1600)年5月17日
出来事:前田利家の妻・まつ、徳川家康の人質となるべく 江戸へ出発
 加賀百万石の礎を築いた前田利家。その妻・まつが、利家の死後、徳川家康の人質となる決断を下した時を描く。
 まつと利家の夫婦は、旧友・秀吉の天下統一事業を支援し、豊臣政権を支えた。しかし秀吉は世継ぎの誕生とともに変貌する。まつは、夫利家が、秀吉に面 目をつぶされると、秀吉の妻・おねとともに関係修復に乗り出す。醍醐の花見の席で、淀殿の横暴をすばやく調停したのもまつだった。 巧みな振る舞いで秀吉政権のほころびを繕ったまつだが、秀吉の死後は次の天下が家康にあることを鋭敏に感じ取っていた。まつは、利家の死後、まだ家康との合戦に備えようとする息子の利長に教え諭した。「私が人質となる。家をつぶしてはならない。母のことは忘れなさい。」
 前田家当主としての自覚を持って乱世を生き残る。その術を身をもって息子に教えたまつの決断は、四ヶ月後の関ヶ原の合戦の帰趨にも影響を与えた 。
番組の内容について
 番組のねらい
加賀百万石の礎を築いた前田利家の妻・まつ。 妻として、母として、戦国を生き抜き、時代の移り変わりを見据え、息子に世を生きる術を無言のうちに教えた、まつの決断の時を描く。  まつのとった行動は、ただ前田家のみを救ったわけではない。当時、徳川家康と石田三成という相反する二人の間で、各地の諸大名はどちらに付くかを睨みながらその途を探っていた。大藩の前田家が家康に従ったことは、天下泰平への道筋をつけたとも言われる出来事だった。 番組ではまつと利家の出会いから、利家に前田家を託された後のまつのとった行動と、その思いを紹介する。

金沢城
天守閣ではありません。櫓が今年改築されました。
前田利家銅像
尾山神社の境内に置かれています。境内隣にはまつの石像もあります。TEL076-231-7210
まつ(芳春院)画像
京都市・芳春院&(有)アーガス
織田信長画像
長興寺所蔵〒471-0879 愛知県豊田市長興寺1-29
TEL 0565-31-1835
羽柴秀吉画像
斎教院干菜山光福寺 〒606-8205 京都市左京区田中上柳町56
前田利長画像
前田育徳会所蔵 〒153-0041目黒区駒場4-3-55
TEL03-3467-0263

徳川家康画像
日光東照宮所蔵
前田利家画像
個人所蔵のため、お教えできません。
まつ生誕地
現在の愛知県七宝町沖之島
文書 「若い時」「喧嘩好き」
三壺記、利家公御夜話、
・ 石川県立図書館蔵  担当 史料編纂係瀬戸さん
TEL 076-223-9579
・資料を借りたい場合、市立玉川図書館の方が施設充実
TEL 076-221-4750
柴田勝家画像
建勲神社所蔵
まつと秀吉かけあい
秀吉「これはまつ殿 元気で何より、娘のお毫も元気でいる」
まつ「今回の戦いは女の身からしても見事でめでたい。」
秀吉 「勝利は利家のおかげ、利家には城攻めに加わってもらいたい」(要約)

まつ文言
「私のことはよい そなたは秀吉様に加勢して手柄をたてるのじゃ早く行け」
※上記4点については、川角太閤記に記述あり 

聚楽邸画像
(財)三井文庫所蔵
石田三成画像
〒113-0033 東京都文京区本郷 7-3-1
TEL03-5841-5961 担当:図書運用係 

淀殿画像
奈良県立美術館
蒲生家相続問題のまつとおねの言葉は、芳春夫人小伝所収の記述を分かりやすく改めたもの
秀吉遺言
「自分が死んだら家康が政治を、利家がおもりを頼む」
秀吉の遺言は浅野家文書に記述あり

文言
「秀吉様が亡くなった今、これから一体どの様になるのでしょう」
→原文「秀吉様薨じたまいて」「いかになりゆかん」
→金沢市玉川図書館所蔵  東路記(あずまじのき)

秀頼画像
養源院 〒605-0941 京都市東山区三十三間堂廻り町 656

秀頼の大阪城移動をめぐる利家と家康の言い合いについては、加賀藩史料所収「陳善録」に所収したものを分かりやすく翻訳した
利家文言
「秀吉は死ぬ間際まで秀頼様を頼むと言っていたのに、家康はもう勝手なことをしている、儂は家康に約束を守らせるために直談判に行く。話が決裂すれば儂はこの刀で家康を切る。 もし儂が家康に切られたら、お前が弔い合戦をしろ」
→利家公御夜話所収 (金沢市立玉川図書館所蔵)

まつ文言
「殿、殿は若い頃から多くの人を殺した罪深い身です。どうかこの経帷子をお召し下さいさすれば必ず成仏されましょう」(まつ)
利家文言
「わしは敵はたくさん殺したが故なく人を苦しめた覚えはない。もし鬼どもが地獄でわしを襲ってきたら先に死んだ家来どもを従えて鬼の軍勢を討ち果 たしてやるその経帷子はわしにはいらぬ お前が後からかぶってこい」(利家)
→加賀藩史料所収「古心堂叢書利家公夜話首書」(原文宮内庁書陵部保管)による
文言
「国元の内政もあるから国に帰ればいかがか?」
→加賀藩史料所収「三壺記」

文言
「自分はもう年をとっていますし覚悟は出来ています。この母を思うあまり家を潰すようなことがあってはなりません私を捨てなさい」
→加賀藩史料所収「桑華字苑」に記述あり

文言
「家康様が死んだ後のことを色々とお決めになっているとのこと、おかしく思います。あの秀吉様が日本中の大名に秀頼のことを頼むと遺言しましたのにまったく無駄 だったことをもうお忘れになったのでしょうか」
→金沢市都市政策課所蔵 まつ書状をわかりやすくNHKで翻訳しました。
元の言葉は
「大御所(家康)さまの御くちは大かたよく候よし申しそうらへ共 しにてののちの事まで申され候 太こう様日本のしゅにせいしをさせいかほどの事仰せおきそうらへどもみなみなむになり申し候におかしき事どもにて候

まつの墓
金沢市野田山墓地の上の方にある 管理元は成巽閣 柵の中には入れません!

文言
「君のため世のため、また子のためになるならば何を思い迷うことがありましょうか 親しい人々と別れて行くのはつらいけれども留まっていて戦いの世になるのを見るのも、またつらく涙のこぼれることですから」
→原文は「東路記」(金沢市立玉川図書館所蔵)NHKにより分かりやすく意訳した。
「世のため又は子を思う心のやみには何をか思ひわきまえ侍らんとてやすやすと思ひたちぬ したしきゆかりのなかをはなれゆくもとどまるもおなしつらさのなみたにて」
 

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