その時歴史が動いたDVD第78回  改革者大久保利通 暗殺の悲劇~日本NHK纪录片

 

日本NHK纪录片

日本语世界--影片介绍

その時歴史が動いた  DVD

第78回
改革者・大久保利通 暗殺の悲劇  

松平定知 アナウンサー
番組概要
その時:明治11年(1878)5月14日
出来事:大久保利通暗殺される
 1878年(明治11年)5月14日朝8時半、明治政府の最高実力者・大久保利通 が、東京紀尾井町で暗殺されました。政府の政策に不満を持つ士族たちの手によるものでした。  その10年前、薩摩藩士だった大久保は、西郷隆盛らとともに江戸幕府を倒し、明治新政府をうち立てその中心人物となります。そして、視察に訪れたアメリカやヨーロッパで、日本を根底から改革し、近代国家としなければならないと考えます。  そんな大久保にとって大きな壁となったのが、自分の出身母体であり、旧体制を維持し続けていた士族でした。大久保は、強い信念のもと、士族を解体する政策を次々と断行していきます。これに対して士族の反乱が相次ぎ、やがて西南戦争が勃発。大久保は、この戦いで親友西郷を失います。困難の末にようやく、自らの思い描く国家建設を始めようとしたその時、大久保は非業の死を迎えます。  しかしその後、大久保が抱いた構想は、後輩の政治家たちに受け継がれて実を結び、日本は近代国家として大きく発展します。大久保は死してなお、日本を動かしたのです。
番組の内容について
 大久保が暗殺された場所
東京都千代田区紀尾井町清水谷。
付近の清水谷公園には、「大久保利通追悼碑」が建っています。
お墓は、東京都港区の青山墓地にあります。
合成した文書「此の難を逃げ候 本懐にあらず」
1873年(明治6年)10月に、米国に留学中の息子たちに宛てた手紙の一節です。 『大久保利通文書』に、「参議就任に付き家族に遺せし秘書」として、全文が掲載されています。

大久保利通役の俳優
立川貴博(たちかわたかひろ)さん。
小雁倶楽部在籍(075-411-3456)

廃藩置県に臨む大久保の覚悟
「今日のママニシテ瓦解せんよりは、寧ろ大英断に出て瓦解いたししたらん」
『大久保利通日記』明治4年7月12日付けの記述です。

廃藩置県の絵
明治神宮聖徳記念絵画館所蔵。
大久保の手紙 「及ばざること万々なり」
1873年(明治6年)1月27日に、西徳二郎へ宛てた手紙の一節です。  
『大久保利通文書』所蔵。

軍隊の絵
『大隊調練乃図』 神奈川県立歴史博物館所蔵。丹波コレクション。
大久保の主張
「今無用の兵役を起し、徒に政府の心力を費し、巨萬の歳費を増し、幾多の生命を損し、庶民の疾苦を重ねれば、政府創造の事業、悉く半途にして廃絶してしまう」 以上の内容は、『大久保利通文書』に、「征韓論に関する意見書」として記載されています。
大久保の心境
「全国前途の目的を以て論じ候時は、十年乃至二十年を期して大いに為すことあらんとす」 前日の「参議就任に付き家族に遺せし秘書」(『大久保利通文書』)の一節です。
○木戸の批判
「なぜ鹿児島だけが、政府の命令から独立して、治外法権国家のようになっているのか。なぜあなたは、それを改めさせようとしないのか」
『木戸日記』に記載されています。  

大久保の訴え
「自分は深く感ずる所がある。是非賜暇を願い、帰県して、西郷に面会して見度い」 『大久保利通文書』に、「伊藤博文談話ー西南の役に於ける大久保公」として、記載されています。
征討令
国立公文書館所蔵。
島田一郎の発言
「西郷隆盛は国家の良臣なりしが、事を遂げずして倒れたり、拙者は時機を窺い、国家の為に大久保参議を殺害する積もりなり」 『太政類典』第90巻に記載されています。

内国勧業博覧会の絵
大阪府立中之島図書館所蔵。
斬姦状(斬奸状)
島田一郎らの大久保利通暗殺の趣意書です。番組では、以下の言葉を紹介しました。 「公議を杜絶し、民権を抑圧し、以て政事を私する。無用の修飾を主とし、国財を徒費する。慷慨忠節の士を疎斥し、以て内乱を醸成する」
また、複数存在する斬姦状のうち、今回は島田一郎が所持していたものを撮影・放映しました。 国立国会図書館憲政資料室所蔵。 『三条家文書』。
島田らの大久保利通暗殺計画と行動について
「大久保利通暗殺連累者取調書」や「太政類典(関係者の供述書が記載されている)」のほか、つぎの書籍をたいへん参考にさせていただきました。 遠矢浩規氏著『利通暗殺 紀尾井町事件の基礎的研究』(行人社)
大久保の言葉(福島県県権令・山吉盛典への発言)
「明治元年から十年の日本は、戦乱が多く、創業の時代であった。これからの十年は、内治を整え、民産を興す、すなわち建設の時代で、これは不肖私の尽くすべき仕事である。さらにその先の十年は、優秀な後輩があとを継いで、明治の日本を大きく発展させてくれるだろう」 大久保が山吉に語った言葉は、「済世遺言(さいせいいげん)」としてまとめられています。
実物は、国立歴史民俗博物館所蔵。
『大久保利通文書』にも、掲載されています。
帝国憲法発布の絵
憲政記念館所蔵。
帝国議会開会の絵
参議院事務局所蔵。

暗殺された日に、大久保が西郷の手紙を携えていた伝えられること 『東京日日新聞』の明治11年5月22日付けの記事にあります。 しかし、真偽のほどは定かではありません。
大久保の言葉
「士族が今日のような状況に至ったのは、もとより士族の罪ではない。時勢上やむをえなかったのである。今や最も哀れむべきは士族であり、特殊の保護をしなくてはならない」
書『為政清明』
鹿児島市立美術館所蔵。
 

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